エンジンオイル交換

エンジンオイルは一般に3000km毎または1年毎に交換としているメーカーが多い気がしますが カブには高効率のオイルフィルターが搭載されていないので もう少し早めに交換したほうが良いと思います(個人的見解ですが)。 実際に、私のカブ乗りの知り合いは1000km毎にエンジンオイルを交換しています。

エンジンオイルを変えると何が変わるのか?エンジンオイルは主に潤滑、冷却、密閉、洗浄、緩衝、防錆などの 役目をもっています。エンジンオイルは長期間交換していなかったり、交換してから長距離を走ると劣化します。 劣化するとそれらの役割が100%果たせなくなり、エンジンにダメージを与えます。 エンジンオイルを交換しないと最悪エンジンが焼きついて使い物にならなくなります。 エンジンオイルについての詳細はホンダのベンリィちゃんと学ぶバイクメンテ≠ナ 図入りで紹介されておりますので、そちらを参照していただくと分かりやすいと思います。 ここでは、カブのエンジンオイルの交換方法をご紹介します。

 [ ベンリィちゃんと学ぶバイクメンテ −エンジンオイル ]

必要なもの ◇ 最低限用意するもの
4ストローク用エンジンオイル ※1
廃油処理箱 ※2
ソケットレンチ(17mm) ※3
漏斗 ※4
ウエス(布)
※1 2ストローク用は不可。カブ50の推奨オイルはHONDA ULTRA G1(10w-30)。
※2 古いエンジンオイルを捨てる為の箱。処理法は各自治体により違うので注意
※3 スパナでも可ですが、リトルカブはエンジンガードがあるのでソケットレンチの方が簡単
※4 オイルの規定量(交換:600ml)を計るため。

はじめに1分〜3分程アイドリングを行います。これはエンジンオイルが、 温まると流れやすくなる事を利用する為で、すでにエンジンが温まっている場合には必要ありません。 また、はじめ停車状態だったのにアイドリングを行うとエンジンのシリンダヘッド(頭)の方に エンジンオイルが回ってしまう為、エンジンオイルを全て抜くのに時間がかかるようになります。 なので、この「はじめにアイドリングを行う」は省く方もいらっしゃいます。 個々、好きなように行ってください。私は少し温めてからエンジンオイルを交換します。 また、アイドリング後のエンジンやその周辺は高温になっているので作業は火傷などに注意して行ってください。

オイル交換 エンジンの下側をマフラーが出ている側から覗き込むと写真のようになっています。 赤丸で囲っているボルトがエンジンオイル交換のときにはずすオイルドレンボルト(※5)です。 奥に見える青丸で囲ってあるボルトはカムチェーンテンショナーのボルトですのでさわらないこと。
※5 純正のボルトは青色ではなく、銀色(鉛色?)です。ご注意ください。

オイル交換 オイルドレンボルトを17mmのレンチでゆるめます。あくまでゆるめるだけで外しません。 緩んだら、エンジンの真下に廃油処理箱などの廃油の受け皿を置いてドレンボルトを抜きます。 ボルトを抜くとエンジンオイルが流れ出てきます。エンジンとドレンボルトの間に ドレンコックパッキン(ワッシャー)があるのでなくさないようにしてください。
※ ドレンボルトは17mm
※ ドレンコックパッキンは毎回新品交換をメーカーは推奨


オイルを最後まで抜けきらせる方法として、車体を傾けたりキックペダルをける方法があります。 車体を傾けるのは転倒する危険性がありますし、キックペダルをける方法は エンジン内部にオイルがないのに各部を稼働させる事になりエンジン内部を傷つける危険があります。 私はそれらを推奨しません。車体を傾ける程度ならば、転倒に気をつけて行ってもいいかもしれませんね。

エンジンオイルがあるていど抜けたと判断したら、 オイルドレンボルトとドレンコックパッキンをエンジンにつけます。 ねじ山を壊さないくらいの力で締めこんでください。強すぎるとねじ山を壊してしまい、 弱すぎるとエンジンオイルが漏れてしまいます。 新品のエンジンオイルを漏斗などで計量します。エンジンオイル交換なので600ml。 全容量交換の場合は800mlですが、今回は交換なので600mlを計量して マフラー側からエンジンを見て左下にあるオイルの給油口からこぼさないように オイルを注ぎ込みます。

オイル交換 エンジンを3〜5分間アイドリングさせ、エンジン停止後2〜3分後にオイルレベルゲージを外します。 オイルレベルゲージをウエスなどで綺麗にして再度差し込みます。このときに締めこまず(ねじ込まず)に引き抜きます。 その時にレベルゲージの上限から下限の間にオイルの量がきていることを確認します。 少なければ適量継ぎ足します。多ければオイルを抜きます。適量になったらオイルレベルゲージを締め込み、作業終了です。 各部、緩んでいないか最後に確認の意をこめて増し締めを行うといいでしょう。

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